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ちょボラ隊交流会を開催しました。


15分〜20分程度の「ちょっこし」ボランティアを行う活動の、担い手となる「ちょボラ隊」。

ちょボラ隊では、意見交換や交流の場として、毎月第1月曜日に「ちょボラ隊交流会」を開催しています。

(「ちょボラ隊」については→こちら

8月3日(月)の交流会では、初の試みとなる「ワークショップ」を行いました。

『ご近所 助け合い体験』というワークショップです。

↑このような項目が記載されている180枚(60項目×3枚ずつ)のカードの中から、「今の自分として」または「困っている誰かになりきって」、「誰かに助けてほしいな」と思う項目のカードを1人3枚選びます。

↑皆さん「10年後の自分」や「今の自分」として、真剣にカードを選んでいらっしゃいました。

時折、「“マッサージ”のカード、ちょうだい!」と取り合いになりながら。

 

カードを選んだ後は「交渉」です。1人ずつ、1枚ずつ順番に、「10年後の自分」「今の自分」として、「誰かこれをしてくれませんか」と、自分以外の全員に向けて交渉します。

交渉される側は「10年前の自分」になりきってもらいました。

交渉が成立したカードは相手に渡し、反対に不成立だったカードは手元に残しておきます。

 

選んだ全てのカードの「交渉」が終わりました。

皆さん「10年若かったら何でもしてあげる。」「10年前の自分なら何でもできる。」と話す反面、4種類のカードが残りました。

我が家のことで精いっぱいという「日曜大工」と「墓そうじ」、また他人のことに責任は持てないという「ヘアカット」「遺影の撮影」です。

残ったカードに関して、「担い手がいない場合、どう解決したら良いか?」と質問を投げかけたところ、「お金がかかっても良いからプロに頼む」「美容師経験者がいればしてもらえるかも」と、話し合いによって答えが出ていました。

 

最後に「ワークショップをしてみての感想」を皆さんにお聞きしました。

「”これからこんなことに困っていくんだろうな”と、10年先を見据えて行動ができそうな気がした。」

「ちょっとでも、自分ができることが見えたら、してあげたいと思った。」

「自分が今までやってきたことを思い返して、”自分ならこんなことができる”という”自分の気づき”ができた。」

など、たくさんの感想をお聞きしました。

更には、「色んな地域でこのワークショップをやれば、”自分ができること”に気づける人が増えると思う。」

「ワークショップを地区でしてみることで、地区でのOBの発見ができたら良いと思う。」

 という力強い提案まで。

 

皆さまからの貴重な意見をしっかりと持ち帰って、今後の活動に活かしていきたいと思います。


ちょボラ隊募集中!

ごみ出しや買い物代行など、15分~20分程度の「ちょっこし」ボランティアを行う「ちょボラ活動」。その担い手が「ちょボラ隊」です。現在は23名の方が登録されています。皆さんも「ちょっこしのお手伝い」から始めてみませんか?

お問い合わせは ☎0761-75-7933(メロウかが)までお願いいたします。